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10ミニッツ・オールダー コレクターズ・スペシャル [DVD]
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2004/07/09
- メディア: DVD
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有名監督の10分間作品詰め合わせ。
んあー。相変わらず、ジャームッシュの作品は淡々としてるし、ヴェンダースは良いロードムービーテイストのモノを撮る。
ヴェンダースのなんかは特に、もう映像でしか表現できない世界を表現してて面白い。
他に、スパイク・リーの「ブッシュVSゴア」の選挙戦の模様とか、ブラジル奥地の未開発地域に行ったドキュメンタリー(?)とか面白かった。
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- 作者: 関良徳
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
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あー。ようやく読み終わったけどしんどかった。なんか、途中で、「ああ、この山を越えるのはなんて辛いんだ」とか思った。
フーコー、一応二冊読んだのにもかかわらず、こいつが何を言ってるのか解らない。たぶん、文章が難解なんだろう。
40%くらいしか最後まで理解できなかった気がするなぁ(´・ω・`)
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- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/10/13
- メディア: コミック
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のだめは、一回読んだはずなのに全然印象に残ってなかったから、つい再読してみたんだけど、しても印象に残らない。
なんというか、ドラマ化とかして大衆受けするのはサラッと読みやすいのが多くてあまり好きじゃないなぁと実感する。
ハチクロはレアケースなのかなー。
- 作者: 田村由美
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/09/26
- メディア: コミック
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こっちの方が全然面白い。田村由美は上手いなぁ。
- 作者: 木多康昭
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/04/06
- メディア: コミック
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何故か幕張とかじゃなくて、変なモノから読み始めてしまった木多。
- 作者: 北崎拓
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/06/05
- メディア: コミック
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とにかく主人公の男がどあほうで、「ああ、流石青年誌の男キャラクタはこんなに私を苛つかせてくれるのね」って感じだった。
けど、ヒロインを見るに、やっぱり恋愛って負けてもまた誰かを好きになり続けて、少しずつ素敵になっていくんだなぁ、と思った。
そこはまあ同意だよ。素敵な人間になりたいよ。
そして、エロシーンがめっちゃエロい。わー。
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/02/01
- メディア: 文庫
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再読したくなって、丁寧に読み直してみたんだけど、
やっぱり、全ての本・マンガの中で、私の人生に最も影響を与えている作品は、たぶんこの作品だろうと思った。
私は、私の中の「愛情」というものが、あまりにもジェルミの恐れる「愛情」と酷似していて、恐ろしいと思う。
あまりにも多感な時期に読んでしまった「トーマの心臓」と「残酷な神が支配する」は、私の愛に対する考え方にもの凄い影響を与えてしまったんだな。
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- 作者: 西原理恵子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/28
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なぎの海で最後に私の手を握っていてくれたのは、
父親だったのか、恋人だったのか、祖父だったのか。
あなたがどんどんうすれていく。
好きな人を忘れてしまったのに
恋をしている私は
もうだいぶん狂っているのかもしれない。
大学のブックセンターで、一人きりで立ちつくして、泣けない。
覚え書き
「写真」という技術革新によって写実画が被った影響とか、「じゃあ、風景画駄目で宗教画OKなの?」というのは少し触れたけれども、それって結局、その前の「映画はメディアの固有性を有しているか」という話にそのまま繋がる。
すなわち、「映画でなくては出来ない表現」が優れているのか、天使は存在しないのに、その視点から、「カメラ」を用いて現実を切り取ること、また編集によってその切り取った現実を色付けしたからこそ、その映画が固有性を有しているといえて評価できる作品であるのか、そもそも固有性とかあんのかという議論は、冒頭の問題とそのまま繋がると思う。私も、映画を観るようになって日が浅いのだけれど、たぶん、あの映像・音楽・三人称的なカメラ(撮影者は、物語に原則的には干渉できない存在)などなどの連携によって、何か物語的なものを構成するとしたら、その物語自体をある意味利用して、記憶の中に断片的に残る、印象、イメージ、その様なものを植え付けられているように思う。ゴダールが映画論の中で触れていたこと、私があれを見て、そのバラバラのコラージュのような断片であっても尚なんらかの印象を植え付ける力を映画は持ってるのかも知れないなぁと思ったことは、きっとその様なこと、なのだと、思う。その点に於いても、もちろん映画にもキッチュなものとそうでないものがある。あまりにエンターテイメントに隣接した領域だから、マジョリティはあまりにキッチュなものになるのだけれど。ただ、なんというか、言語にされていないからこそ記憶に正しい形で残らない、断片的な痕跡こそが、長期記憶で残る。だから、きっと、ベルリンは、今でも天使の気配がするような気がした。
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この日は熊野に行くつもりだったんだけど、ガイドブックを読むうちに「熊野は一日なんかでいける場所でもなければ、広さでもない」という事実に気付く。
なので、神戸に行って、名古屋までリターンすることに。
せっかく兵庫県の方へ行ったので本に載ってる建築を訪ねる。
芦屋の高級住宅街の高台にひっそりと建つ、ヨドコウ迎賓館。
フランク・ロイド・ライトさん作。
洋風でも和風でもない感じ。光が上手に差し込むように本当によく考えてある。
わあ、重要文化財だけあるわー、って話す。
次は灘で、兵庫県立美術館に行く。
またもや安藤忠雄である。
なんか、私は特別彼に思い入れがあるわけではなく、まあ嫌いじゃないくらいの気持ちだったのだが、
今回この本を追ってどんどん彼の建築を見てるうちにちょっと好きになってきてしまったよ。
美術館自体も、兵庫県は具体の中心地だったらしく(知ってたはずなんだけど忘れてた)見たかった作品とかちょこちょこ見れる。
海のすぐ近くに建つ磯のにおいのする綺麗な現代建築。
隣にはオサレな広場があって、小学生達がバスケットをしていた。
空が綺麗だ。
その後、初神戸。
降りたって、マップを見た瞬間、「ここは横浜と全く同じである」と言うことに気付く。似すぎ。マシューの歌の意味を理解する。
中華街で豚まんを食べて即リターン。
18切符で名古屋に戻って、名古屋をちょっと観光。
名古屋は、あの高一の時以来だよ。何もかもが懐かしい。いつまでも、あの旅は愛おしいと思う。
彼が名古屋人なので、前は行かなかった繁華街とかも案内されて、どんな街か解りやすかった。味噌カツも食べた。
この日はマンガ喫茶で宿泊。
名古屋のマンボーすごいのな。なんか、寝る専用の部屋みたいのがあったよ。