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授業で15分程度観た。
極度に神経症的なシュルレアリスムとしか言いようがない作品。
冒頭の眼球を切るシーンは、以前友人と話していたときに、
「視力や目に対してもの凄く重きを置いている。アンダルシアの犬って言う映画で、眼球を切るシーンがあるんだけど、あれが俺にとっては何よりもグロテスク」
という話をされたことがあって、「ああ、これか」と思った。確かにグロい。独特に。
ふと、眼球を切られる瞬間に甦った走馬燈のような白昼夢のような妄想を映像化したような映画だなぁと思った。
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「交通事故には気をつけよう!みんなが不幸になるよ!」という話。
唐突に、自分が事故で死ぬこともあまり考えていないが、大事な人が死ぬことはもっと考えていない。
何があろうと、生きて行かなくちゃいけないって言うテーマは解る。
でも、あまりに冗長克つ分かり難すぎる。
マグノリア的な、交錯して重なり合う人間ドラマを期待しただけに、期待外れ。