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こーれは面白い。最近でもトップクラス。かなり期待して観に行ったのに全く裏切られず。


感動してしまうこと、悲劇、苦笑してしまう馬鹿馬鹿しいこと。
全部がランダムに起こる。それは意図的なものなのだが。(何故なら、人生とは、そういうものだから)
強く生きられる気がしたし、とにかく一つ確かなのは「何一つ後悔することなど無い」ことだ。


マチュー・アマルリックの魅力に、この前の「そして僕は恋をする」以来惹かれっぱなしだ。
どちらでも、徹底的な駄目で、欠点の多い人間役なのに、「その欠点故に彼は愛される」という監督の言葉を完全に表現。
なんて魅力的な俳優なのかしら。
世の中には「あ、この人モテそうだよな」と思うオーラを出してる男の子というのがいるんだけど、そういう子の役をするのが上手い。
それが、本人の魅力なのかは知らないけど(笑)


しかし、かなり雑誌にも取り上げられているのに、シアターイメージフォーラム単館上映で、座席も100席。しかもガラガラ。
(平日とはいえ)一番客が入りそうな18時半の回に、客が25人くらいしかいないのは明らかにやばいと思う。