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- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2003/06/26
- メディア: コミック
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残酷な神が支配するの後に出た、比較的ライトなSF物という印象の最新萩尾作品。
んー。でも、萩尾のSFは、マイワールドすぎてよく解らないのだ。。
キリヤが別の子になってしまうのを、「可哀相」と思った私は、何か解釈間違えているのだろうか。
萩尾望都は、一貫して、親と子の関係を書き続ける。
特に、「母親になるに足りない人格であるのに母親になった母親に苦しめられる子供」を描く。
人格破綻者的な母しか出てこない。
人が、互いを理解できないのに、理解を希求して、溶け合いたい
あなたは私、私はあなたの海に溶けてしまいたい。
それは、解るけど、それって要するに、人類補完計画(@エヴァンゲリオン)。